コミュニティ

2024.12.01

地域防災訓練が行われました!

 12月1日は、地域防災の日です。大規模な地震や津波が発生したことを想定し、防災訓練が各地で実施されました。舘山寺町でも災害発生を想定して、安否確認の黄色いタスキの掲出に始まり、舘山寺町公会堂では、発行の準備が進められている「舘山寺町防災ガイド」の紹介がありました。地震発生時の火災についてのDVD鑑賞、消防局からの地震災害についてのお話、救急隊によるAEDを用いた救命処置についての講習が行われ、質疑でも多くの質問がありました。公会堂 玄関ホールでは、防災用品の展示も行われました。屋外では、水消火器と可搬ポンプを用いた放水・消火訓練に自衛消防隊の協力のもと、組長や子供会役員の皆様が訓練に当たりました。災害時の炊き出しを想定したアルファ米の調理訓練は女性部の皆様がご参加いただき、意外と美味しいとの声がありました。

今年は、元旦の石川県能登地方の地震に始まり、大雨による土砂災害は舘山寺町でも発生しました。日頃から災害に備えること、自助(自分と家族の安全と生活を守る)ことがまず基本であることを再認識し、あらかじめ家族と災害時にどうするかを話し合っておくことが、発災時の行動を迅速にし、命と生活を守ることにつながります。

災害はいつ起きるかわからない、「今、備えましょう!」



災害時家族の安全が確認されたことを周囲に知らせる、黄色いタスキ。
今年の掲出率は40%台(昨年は53%でした)
公会堂ホールは満席になり、80名を超える参加者が集まりました。
自治会長挨拶「今年は防災に力を入れています」
防災用品の展示(食品・給水タンク・簡易トイレ・テントなど)
舘山寺町防災ガイドの紹介
「舘山寺町防災ガイド」は、年内にお配りする予定です。
防災用品展示 簡易トイレ
浜松市消防局庄内派出所から、消防署員・救急隊にお越しいただきました。
消防署員による、地震とそれに伴う火災についてのお話
消防局による心肺蘇生・AEDの使用方法の講習
みなさん熱心にご覧になっていました。
防災倉庫には、可搬ポンプが入っています。
防火水槽には水が満タン
ポンプと防火水槽
舘山寺町自衛消防隊の協力で可搬ポンプによる放水訓練の準備
訓練では組長が操作を体験しました
放水が始まりました。
勢いが強いので、筒先(ホースの先端)を持つのは3人がかり
筒先の調整で直噴も拡散もできます
ホースもかなり重くなるので、放水中の移動も大変です。
水消火器(訓練用の消火器)での消火訓練に、子供会のお母さんたちが参加
消火の際は、なるべく近くから、燃えている物を狙って消火剤を吹きかけます。
水消火器(訓練用の消火器)での消火訓練
消火器で狙うのは、炎ではなく、燃えている物です。火元を掃くように、消火剤を吹きかけます。
放水訓練をみなさん見守りました。
女性部の皆様の協力で、炊き出し訓練が行われました。お湯を沸かしてます。
防災食レトルトカレーなどがアルファ米と共に配布されました。
長期保存が可能なレトルト食品は災害用備蓄のマストですね。
アルファ米の作り方
裏には英語書かれていました。
アルファ米の中には、しゃもじからプラ容器・スプーンまで必要なものが全て入っていました。
一式の入ったアルミパックを開けるカッターもついてます。
入っていた箱にアルファ米の入った袋をセットして準備完了
お湯を規定量(袋の内側に線が引いてあります)
お湯を注いて15分でご飯が出来上がり、具材を満遍なく混ぜます。
プラ容器に盛り付け
防災食の炊き出しは、試食もあり、参加の皆様に配布もされました。