2024.11.10
🍁秋の火災予防運動🧯
総務省消防庁サイトから転載
1 目的
この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的としています。全国の火災の状況をみると、住宅火災の件数は平成 17 年以降減少を続け、令和2年に初めて 1 万件/年を下回ったものの、令和3年からは再び増加傾向にあり、死者数についても、増加傾向が続いています。
また、令和6年能登半島地震では、石川県輪島市において、焼損棟数約 240棟、焼失面積約 49,000㎡という大規模な火災が発生しました。本火災の教訓を踏まえ、地震火災対策の推進が喫緊の課題となっています。
特に、近年の大規模地震においては、電気に起因する火災が多く発生していることから、地震時の電気火災リスクを低減するため、感震ブレーカー等の普及推進を加速する必要があります。
このような状況を踏まえ、以下2及び3の項目を中心として火災対策の推進を図ります。
2 重点推進項目
⑴ 地震火災対策の推進
⑵ 住宅防火対策の推進
3 推進項目
⑴ 防火対象物等における防火安全対策の徹底
⑵ 製品火災の発生防止に向けた取組みの推進
⑶ 多数の者が集合する催しに対する火災予防指導等の徹底
⑷ 乾燥時及び強風時の火災発生防止対策の推進
⑸ 木造飲食店等が密集する地域に対する火災予防指導等の徹底
⑹ 放火火災防止対策の推進
4 実施期間
令和6年 11月9日(土)~11 月 15日(金) (※一部地域を除く)
令和6年秋季全国火災予防運動が全国各地で実施されます。
5 その他
消防本部等では、 参考資料1を踏まえて運動を展開し、 参考資料2を住宅火災に関する資料として、
参考資料3~7を広報活動用資料として活用することとしています。
これらの資料については、総務省ホームページ(https://www.soumu.go.jp/)の「報道資料」欄及
び消防庁ホームページ(https://www.fdma.go.jp/)に、掲載しています。