コミュニティ

2025.12.08

地域防災訓練が行われました!

12月7日(日)、「地域防災の日」に合わせ、館山寺町自治会防災対策委員会による地域防災訓練を実施いたしました。当日は多くの住民の皆様、関係者の皆様にご参加いただき、災害への備えと防災意識の向上を図る、大変有意義な訓練となりました。訓練にご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

訓練報告:今回の訓練は、南海トラフ巨大地震発生を想定した「安否確認訓練」を中心に行い、実践的な行動確認に重点を置きました。

1. ハンカチ等掲出による安否確認訓練
午前7時30分、遠州灘沖で大地震が発生したとの想定で訓練を開始。各ご家庭で安否を確認後、事前に配布された黄色いハンカチやタオルを玄関などの道路から見える場所へ掲出いただきました。
これは、「わが家は大丈夫、無事です」または「他の人の助けが必要です」という意思を近隣や組長に迅速に伝えるための重要な訓練です。組長が掲出状況を巡回・確認し、午前8時30分までに自治会へ報告することで、発災直後の初動対応を確認しました。
安否確認訓練結果は、掲出世帯が422世帯で参加率は53.8%となり昨年の46.9%より6.9ポイント上回りました。

2. 公会堂での各種訓練
9時からホールにて自治会及び消防局から講話があり、自治会から、昨年作成した舘山寺町防災ガイドを使用して、避難場所の話し、家具固定の重要性、携帯トイレの備蓄、情報取得方法について説明するとともに消防局からは南海トラフ巨大地震や食料備蓄について講話がありました。
10時頃から広場に移って、自衛消防隊の協力のもと、可搬ポンプによる放水訓練、水消火器による消火訓練を行いました。

3 炊き出し訓練
災害時の食糧確保として、アルファ化米を使った炊き出しを体験、非常食の調理方法を確認し、できたひじきご飯等は参加者に配られました。

防災意識を高く持っていきましょう
「災害はいつ起きるかわからない」「自分の命は自分で守る」「地域の安全は地域で守る」という意識をあらためて持ち、日頃からの備蓄や家具の固定など、家庭での準備を徹底しましょう。訓練への積極的なご参加は、いざという時の冷静な行動につながります。町民の皆様には、今後ともご協力をお願いいたします。みんなで協力し合い、防災の意識を高めましょう!

多数のご参加ありがとうございました。
浜松市消防局による講話
災害用簡易トイレの展示
防災用品の展示
防火水槽から可搬ポンプによる放水訓練の様子
防火水槽から可搬ポンプによる放水訓練の様子
訓練に集まった皆さん
放水訓練
放水!
水消火器による消火訓練
消防局のスクーター
防災食の提供訓練(アルファ化米)
お湯以外、必要なものは全部セットになっています。
テントでの炊き出し作業
手順はわかりやすい説明がついています。
お湯を入れて・・・出来上がりました。
ひじきご飯になります。(普通のご飯と同じくらい美味しい)
パックに詰めて訓練参加された皆様へお配りしました。
お子さんも参加され、家族みんなで防災意識を高めました!