2024.06.03
ごみを減らそう!② 雑がみを分類してリサイクルへ!
ごみを減らそう!は、舘山寺町自治会広報委員会が、浜松市の作成した資料に基づいて家庭からのごみの削減を呼びかける活動です。2回目は、「雑がみを分類してリサイクル」について。
雑がみってなんだ?
リサイクルできる紙には、新聞紙や雑誌、段ボールなどがあり、これらは学校などの廃品回収でもよく回収されるのでご存じのことと思います。それ以外にも様々な「紙ごみ」が家庭から出ていることにお気づきでしょうか?「雑がみ」と言われる紙ごみを分類して、リサイクルに回すことで、家庭ごみの排出を減らすことが簡単にできます!
広報委員が実際に分類を試してみましたが、本当に簡単でした! 皆さんも、雑がみをリサイクルに回して、ゴミを減らしましょう!
雑がみに分類されるもの
雑がみは、雑がみは、新聞・雑誌・段ボール・飲料用紙パック以外の紙・板紙のことです。特に雑がみ回収では、リサイクルできない紙類と異物の混入が多いので、注意が必要です。
具体的には、投げ込みチラシ、包装紙、封筒、紙袋、はがき、ダイレクトメール、配布されたブリント、ノート、使用済みのコピー用紙、メモ・紙製ファイル、ティッシュ・お菓子・おもちゃなどの紙箱、カレンダー、トイレットペーパー・ラップの芯です。
(参考:公共財団法人古紙再生促進センター http://www.prpc.or.jp/
浜松市雑がみのリサイクル
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ippai/gomi/recycle/zatsugami.html)
雑がみにしないで!燃えるゴミに入れる紙ごみはこれ!
雑がみに入れてはいけないものは、次のようなものがあります!
昇華転写紙(アイロンプリント)、詰物(緩衝材)、感熱性発泡紙(立体コピー紙)、臭いのついた紙・芳香紙、汚れた紙(食品残渣が付着した紙・使用済みペーパータオル)粘着物(シール類)、圧着はがき、カーボン紙・ノンカーボン紙(複写伝票)、感熱紙(レシート)、ラミネート紙・樹脂・アルミコーティング紙、防水加工された紙(紙コップなど)、雑誌などの付録、複合材(紙+プラスチック・通販用緩衝材付き封筒)などです。(参考:浜松市雑がみのリサイクル https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ippai/gomi/recycle/zatsugami.html)
不要なビニール類を外して、雑がみとしてリサイクルへ!
雑がみには入れられない、ビニールなどの素材は、外して燃えるゴミへ! ティッシュの箱、雑誌のツルツルした表紙や窓付きの封筒のビニールは、手でちぎって外しましょう!
簡単にできる、雑がみの分類
雑がみを分類するには、雑がみ専用の回収BOXをゴミ箱の近くに設置することで、分類の手間を減らし、容易に回収ができます。広報委員の家でも、ゴミが集まる台所のゴミ箱の横に「雑紙用段ボール箱」をおいて、ゴミ箱に入れる前に分類をしています。(参考:分類をする写真)
雑がみをまとめる方法
集めた雑がみは、リサイクルボックスなどに入れた際に、風で舞ったりしないように、まとめておく必要があります。紙袋に入れる 紙紐でまとめる方法があります。紙袋がいつもあるわけではないので、紙紐を使ってゴミをまとめる方法を紹介します。※雑がみをまとめる紙紐は、白い紙紐を使ってください。茶色の紙紐は段ボールが素材になっていて、雑がみのリサイクル過程で不純物となってしまいます。
4の字縛り。紙紐を4の字を書くようにゴミにかけて縛る方法です。
紙袋に入れる。紙袋に雑がみを入れてまとめます。
雑誌を使う。小さな雑紙は、雑誌に挟んでまとめることができます。
集めた雑がみをどこに持っていけばいい?
雑がみの回収は、リサイクルボックスが設置された古紙回収拠点に持っていくことができます。舘山寺町周辺の古紙回収拠点は次のところに設置されています。
こふのえきフラワーパーク前ステーション 東坊塚交差点からフラワーパーク方面へ進むと、農協を過ぎた信号のある交差点の右側に古紙回収拠点があります。新聞紙、段ボール、雑がみ、古布、靴、バッグ、アルミ缶を回収しています。
庄内協働センター 令和6年4月1月から、雑がみの回収のみ行われています。開館時間に紙ひもで縛るなどして、お持ちください。(参考:浜松市ホームページ市内全区役所・協働センターなどで「雑がみ」の回収を始めます!)
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ippai/gomi/recycle/zatsugami_202007.html)
平和清掃事業所 古紙・古着類(新聞、雑誌・雑がみ、段ボール、古着)の受取りを行なっています。業務時間内に持ち込みできます。(参考:浜松市平和清掃事業所ホームページ
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/sjheiwa/gomi/know/shisetsu/heiwa.html
カミカラドクター和地 すじかいばし交差点にあるファミリーマート浜松和地町西店駐車場で、新聞、段ボール、雑誌・雑がみの回収を行っています。このカミカラドクターは、古紙回収の利益の一部を静岡県の医師の確保に役立てるという取り組みでもあります。
広報委員が雑がみを分類したら、燃えるゴミが減りました!
雑がみをごみ箱の横に専用ボックスを用意して分類、リサイクルボックスに持っていくと、燃えるごみに出すゴミ袋が、明らかに小さく・軽くなりました。毎回計測しているごみの量を週単位で平均して比較すると・・・!
1週当たり平均 | 1人/日当たり平均 | |
雑紙分別前の燃えるごみの重さ | 4.89kg | 349g |
雑紙分別後の燃えるごみの重さ | 3.09kg | 221g |
差 | -1.802kg(-37%) | -128g |
次回は、「プラごみはきれいに洗って、分類してリサイクルに出そう!」です。